
最近、菅原裕子著の「子どもの心のコーチング」という本を読みました。
レビューによると、「いきいきと輝く目をもち、積極的に生活に取り組むような子どもの生きる力を開発すると同時に、親がその手助けができるよう親自身の能力開発も行う方法を考える。全国小中学校PTAで引っぱりだこの人気講座をまとめた」とのこと。
あまり期待せずに読んだのですが、なかなか良い本でした。
人材開発のコンサルタントの立場から、子供の自立をサポートする親の役割はどうあるべきかが、非常に分かりやすい文章で書かれていました。
そういえば、別の本で、テニスで世界的に活躍した伊達公子さんのお母さんが、伊達さんが子供の頃、どんなに時間がかかっても靴の紐は自分で結ばせたとのエピソードをうかがいました。
親が子供をヘルプするのではなく、あくまでサポートするということは、けっこう難しいことだと思います。ついつい手を出してしまう、口を出してしまう、そんなことが結構多いなぁと反省させられました。
一生懸命に努力し、将棋が強くなることも大事な事ですが、それ以上に、本当の意味で自立した強い人間になってもらいたいなぁと思う今日この頃です。
まぁ自分の子供なので、そんなに多くは望んでいませんが・・・。