2006年03月31日

詰将棋

fu.gif先の記事のコメントの中で、詰将棋の話題がありましたので、参考程度といったところですが、1年前に、我が家で流行ったタイムトライアルの詰将棋をご紹介します。
一番ハマったやり方は、7分間で詰将棋の本を何ページ分まで進めるか?といった遊びでした。勝浦先生の1手3手5手の簡単な詰将棋の本を使って、たしか息子の最高記録は150ページ146題分だったと思います。だいたい1題あたり3秒弱で解いた計算になりますね。私はもちろん、そんなに早く解けませんが・・・。
で、この遊びをやることで、直感的な詰めの形の認識力が、多少なりとも付いたのかなぁと思っています。でも、息子はすぐに飽きてしまいましたけどね・・・。(^^;
ほかにも1題を10秒以内で解くという決め事で、何ページ分まで進めるか?とか、いろいろやったので、全部は覚えていませんが、とにかくタイムトライヤルにすると苦手な詰将棋も、俄然やる気になったことを覚えています。
このときは、少し考えればすぐ解けるような短手数の詰将棋をできるだけ早く解く、といったテーマで遊んでいました。
いまは、こうした直観力というよりも、深く正しく読むというのが、テーマの一つになっていますので、なるべく長手数の詰将棋をじっくりとやっています。
詰将棋が苦手な人・・・って、じつは私もそうですが、何か工夫をして、楽しくやれるとよいですよねぇ。
私の目下の課題は、詰将棋よりも、必至の掛け方が下手なので、必至問題をテーマに取り組んでいます。でも、これがなかなか進まないのですよ・・・。(^^;
posted by ひろパパ at 00:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 将棋が強くなるには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

祝・再開!

fu.gifしばらくの間、休止状態でありました「娘と父の将棋日記」(幼稚園年中の娘の将棋上達日記)ですが、本日、めでたく、ブログ再開の運びとなったようです。(^ ^)/
ですので、当HPのお気に入りリンクの(休止中?)の文字を取りました。ファンの方も大勢いらしたと思いますので、ひとまず、よかったですねぇ。心よりお祝い申し上げます。
おめでとうございました。(^ ^)/
posted by ひろパパ at 22:48| Comment(1) | TrackBack(0) | その他の日記2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近将5月号

fu.gif付録が、羽生三冠の少年時代の特集になっています。
早速読んでみて、やはり驚いたのは、道場に通っていた時間が土曜日のごく短い時間だったということです。それが逆に集中して指すことができた要因だったのでは、と解説されています。
思うに、将棋が大好きな少年が、週のわずかな時間しか道場に行かないとすると、残りの時間は、膨大な自己研鑽の時間となるわけですが、その時間を羽生少年がどのように過ごしたのか。その核心部分が知りたいですよね。
次号、続きの特集も是非、読んでみたいものです。
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2006年03月29日

勉強法

fu.gif2月に千代田区公会堂で行われた、羽生善治四冠(当時)と作家の渡辺淳一氏の対談の様子について、あるブログにUPされていた内容を拝見させて頂きながら、思うところを少し書きます。

勉強法についての質問に対し、羽生四冠(当時)の答えは、「3つの方法が主体。<1>棋譜並べ<2>詰め将棋(短いのがいい)<3>その時その時で気になったテーマと思いついたアイデアを試す。でしょうか」と話されていたようです。これは、まさに将棋の勉強法についての王道ですね。

で、子供の集中力を高めるにはどうしたらいいか?についての対談のやりとりで、渡辺氏が「ほっとけばいいんですよ。いずれ集中する大切さを知るんです。大人は子供の才能をつぶしたらダメ。子供は才能の塊なので才能をいかに引き出してあげるか」と話されていたようです。

これは、私も全く同意見です。基本的には子供の自主性に任せる。その上で、いかに引き出すかということを考えるとき、そのブログの方も書かれていましたが、子供を飽きさせないこと、面白がらせることが重要だと思います。

たとえば、詰将棋が好きな子もいれば、苦手な子もいます。
棋譜並べが好きな子もいれば、苦手な子もいます。
棋書を読むのが好きな子もいれば、苦手な子もいます。
好きな子はいい。でも苦手な子に強要しても逆効果な場合があるのでは、と思うのです。苦手なことは長続きしないものですから。
そこで、どう工夫すれば、飽きずに楽しくできるのかを、いろいろとアイデアを出してみて、気に入ればやるでしょうし、気に入らなければやらないでしょうし、あとは本人に任せるといったスタンスで、接してきました。

たとえば、我が家で1年くらい前にハマっていたのが、タイムトライアル制の詰将棋。ただ漫然とやると飽きてしまうだろうから、タイムトライアル制にして対局時計を使ってゲーム的な感覚でやってみれば、と話したところ、1ヶ月ぐらいの間は、見事にのめり込んでやっていました。今はもうやっていませんが・・・。

ある程度の棋力になれば、自分でいろいろと考えるものなのでしょうけれど、こうした「飽きさせないで面白くやれる」良い方法があれば、是非、いろいろと聞いてみたいものです。
posted by ひろパパ at 18:37| Comment(10) | TrackBack(0) | 将棋が強くなるには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

成長の跡

fu.gifあと1勝の壁があるようです。最後の1勝がなかなか難しい。3年生時代、5度目の経験となりました。(T T)
「負けに不思議の負けなし」とは野村監督の有名な言葉ですが、やはり、それぞれ理由があります。課題を先の残しつつ、また一つ、奮起できる材料ができた!・・・ということで、親子ともども前向きに考え、進んでいきたいと思っています。(^^)

さて、今回も本人は、相当悔しがっていましたが、成長の跡が一つ。
それは感想戦を息子の方から積極的に行っていたことでした。
以前は、負けたときにはやはり悔しくて、感想戦も身が入らなかったのですが、今回、しっかりとやっている姿を見て、なかなか成長したなぁと、思いました。
将棋を通して、心が少しでも鍛えられていくことは、側で見ていて本当にうれしいことです。

表彰式のあと、ゲットした7千円分の商品券で、将棋の本をたくさん購入していたようです。
posted by ひろパパ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋大会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

帰省

fu.gif日付が変わったので本日となりますが、研修会に参加した後、大阪に帰省。明日はキリンビバレッジ大会への参加となります。
実家への帰省なので子供たちは1週間程度、大阪に滞在する予定ですが、私は仕事のため月曜日にはトンボ帰りの身となります。(T T)
滞在中は、きっと関西の連盟道場に出没していることでしょう。(^^)
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2006年03月25日

近況

fu.gifしばらく、更新をさぼっていましたので近況を少し・・・。
今週は火曜日に深川棋遊会がありました。これには久しぶりに親子で参加することができ、いつもながら楽しいひとときを過ごすことができました。やはり地元の支部は良いですねぇ。(^^)
水曜日は仙将会に参加。同じ学校のクラスの子も参加してくれたようで良かったです。小倉先生にはいつもお世話になっています。m(_ _)m
金曜日は連盟道場で金曜トーナメントに参加。この日は運良く準優勝だったとの事で、マグネット将棋盤と一日優待券をゲットしてきました。(^^)
本日、土曜日は小島教室に参加させて頂きました。もうすっかり息子一人で埼玉まで通うことに慣れています。(^^)
小島先生にはいつもお世話になっています。課題はいろいろありますが、少し苦手としていた詰め将棋も幾分かは根気が続くようになってきました。今日は、始めて採用した戦法で強豪の子に勝てた一局があったようで、帰ってきてから喜んでおりました。(^^)

さて、そうこうしているうちに、息子は4月からは4年生となります。
私も息子に負けぬよう、しっかりと棋力を伸ばしていきたいと決意しております。
posted by ひろパパ at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の日記2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

上達の法則

fu.gif岡本浩一著の「上達の法則―効率のよい努力を科学する雷」を読みました。
この本は、上達するということはどういうことかを、認知学や記憶心理学などをベースに科学的に分析した本で、なかなか面白い内容でした。
著者は、上達とは単に鍛錬の量や時間だけで決まるものではなく、上達の法則という理にかなった鍛錬が効率の良い上達を生むと考えています。
上達を極めた人と、そうでない人との違いについて、さまざまな事例をあげて比較・検討し、上達の法則は「スキーマ(=枠組み認識)」や「コード化(=思考における知識の言語化)」にあると説明しています。
このあたりの言葉の意味を知りたい方は、是非、本書を読んで確認してみて下さい。

たとえば、上級者特有の性質の一つとして「退屈しにくい、疲労しにくい」というのが上げられていますが、これは、上級者ほど、スキーマとコード化が抱負に出来上がっているので、同じ状況でも上級者のほうが多くの情報を引き出し、無駄なく動けるので飽きないし疲れないということです。
将棋でいえば、同一局面から引き出せる情報の量が、上達者は圧倒的に豊富であるということでしょう。
棋譜や局面を見て、その背景と思考の海を十分に味わい尽くせるような棋力を早く身につけたいものです。
posted by ひろパパ at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋が強くなるには | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

研修会

fu.gif先週、息子は溶連菌にかかりダウン。すっかり良くなっていましたが、大事をとって土曜日の将棋教室は欠席しました。溶連菌は予後が大事ですので、抗生物質をしばらく飲み続けなければなりません。

さて、大平先生のブログにも書かれていますが、昨日の研修会では竜王戦の本を頂きました。本人もたいへんに喜んでいて、本当に有り難いことです。(^^)
ここまでは2ヶ月に1度の割合でクラスを上げて来ましたが、この辺からは少し大変になってくると思いますので、これからも地道に頑張ってもらいたいものです。

一方、私の方はというと、なかなか棋力が上がりません。(T T)
棋譜並べをじっくりやる時間がほしいなぁと思う今日この頃です。
posted by ひろパパ at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 研修会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

昔話

fu.gifさて、これはもう1ヶ月以上も前の出来事です。少し前のブログに、怪我をした云々と書きましたが、怪我の名前は頭蓋骨線状骨折・・・いわゆる頭蓋骨にひびが入ったというやつでした。(^^;

息子が自転車での自損事故で頭を強く打ち、その後一度吐いているというので、念のため病院に連れて行くと、「頭蓋骨にひびが入ってますねぇ」と医者に言われてさぁ大変。CTスキャンをとると幸い脳内出血はないとのことで、その日はひとまず自宅に戻りました。これが大会5日前の出来事です。
翌日、学校には今週は休みますと連絡し、病院に行って再検査。まぁ大丈夫でしょうということで、あとはひたすら自宅で安静。
治療といっても何もなく、痛みに耐えてひたすらじっとしているだけ・・・。でもさすがに3日目になると頭痛も取れ、ネット将棋を指すまでに回復しました。それで、過日の大会へ無事参加となったわけです。ひびが入った状態で優勝しちゃえばカッコ良かったのですが、そんなに上手くはいきませんよね。(^^;

頭蓋骨のひびってどれぐらいでくっつくものなのでしょうか。なにぶん初めての経験なので少しあわてましたが、何事もなく元気になったので本当に良かったです。(^^)
今ではすっかり昔話となりました。
posted by ひろパパ at 20:42| Comment(4) | TrackBack(0) | その他の日記2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

パソコン復旧!

fu.gifOSを再インストールしてなんとかパソコンを初期化。その後、延々とソフトを再インストールしてなんとか一人前に動くまでには回復しました。
でも貴重なデータがなくなってしまってショックでした。(T T)
やはり定期的なデータのバックアップは必要ですね。ストレージサービスの利用も検討しなければなりません。今回の障害は、セーフモードでも起動できず、回復コンソールすら立ち上がらなかったので、ちょっとお手上げでした。

さて、ただいま棋王戦第4局をネット中継で観戦中。 果たしてどうなるのでしょうか?

<追記>
森内名人が棋王位奪取し、二冠となりました。
7大タイトルは、現時点で、羽生三冠・森内二冠・佐藤棋聖・渡辺竜王となりました。
posted by ひろパパ at 18:53| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の日記2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

メンテナンス中

fu.gif自宅のパソコンがハード障害を起こしてしまい、起動できなくなりました。(T T)
メンテナンスに時間が掛かるかもしれません。このブログも更新が一時滞るかもしれませんが、どうかご容赦下さい。というか、いつも滞っていますが・・・(^^;

posted by ひろパパ at 07:22| Comment(2) | TrackBack(0) | その他の日記2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月04日

将棋大会

fu.gif本日は二和公民館での渡辺竜王記念将棋大会に参加。
息子のエントリーは、昨年はBクラス(初〜三段)でしたが、今年はAクラス(四段以上)に挑戦。エントリーのときに受付の方に「お父さんもどうですか」と言われ、そのつもりがなかったので少しあせりました。(^^;
「もう少し実力をつけてからにします」と丁重にお断りして、予定通り(笑)、会場1Fの図書館にて読書三昧へ。将棋関係の本を中心に、なかなか楽しい時間を過ごしました。
やはり図書館は良いですねぇ。(^^)

息子はというと、昨年と同じ3勝2敗の結果ということで、普段なら手合せできないような強豪の方と指せて良かった!とのことでした。竜王の直筆の扇子も頂きました。
ただ、大ポカで5局目を落とした事がよほど悔しかったらしく、帰りの電車での話題はそのことが中心でしたけど・・・。でも、大ポカも実力のうちですからねぇ。
posted by ひろパパ at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 将棋大会・イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月02日

雑記

fu.gif「将棋界の一番長い日」こと、A級順位戦最終日がいよいよ明日となりました。明日の夜はBS放送にかぶりついての観戦になりそうです。(^^)

以下、最近思ったことの雑感です。

サッカーの第84回全国高校選手権大会を制したのは、「クリエーティブサッカー」を標ぼうする滋賀県の野洲高校でした。興味が沸いたので、このチームを率いた山本監督の記事をいろいろと読んでみての感想を一言。
「高校日本一を目指すサッカー」より「世界を目指すサッカー」の方が断然面白いということでしょうね。最初から最高峰の技術をまねていくという手法は、将棋で言えばプロの棋譜並べにあたるのでしょう。

トリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川選手。
世界の第一線で活躍する日本女子フィギュアの数多くのメンバーが、「有望な子供たちを全国各地から探し出し、第2の伊藤みどりのような優秀な選手を育てよう」との目的で92年に始まった、野辺山合宿がその礎になってることは有名な話です。
やはり地道に人材育成してきた組織が最後は勝つということでしょうね。
いまの奨励会や研修会の制度以外にも、さまざまな角度で将来の棋界を担う人材育成の流れがより大きくなっていければよいですねぇ。

posted by ひろパパ at 18:05| Comment(5) | TrackBack(0) | その他の日記2006 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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