
取りたてて買う予定でもなかったのですが、本屋さんで何気なく立ち読みしていると、ぐんぐんと引き込まれてしまい、だんだんと胸に迫るものがあり、ヤバイなぁと思ったら購入してしまいました。(^ ^;
本のタイトルは、古田靖著の「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか

・・・なんというか、あまりの感動で言葉になりません。
とくに最後の場面は胸にぐっとくるものがあります・・・。
瀬川さんのプロ編入試験の舞台裏を克明にまとめたこの本には、瀬川さんを応援しようと動いてくれたアマ・プロを問わず大勢の人物が実名で登場します。そうした周りの素晴らしい人たちがいてこそ、今回の「奇跡」が成し遂げられたのだなぁということが、よく分かりました。
きっと瀬川さんの人柄の良さが、周りを動かしたのだと思います。
もともと、ドキュメンタリーが好きで、この手の本はよく読むのですが、今まで読んだ本のなかでも、秀逸の作品だと思います。