
タイトルに「続」をつけたのは、以前「リアクション」という記事を書いたからです。
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子が勝てないとき、親としてどうリアクションしてあげれば良いか、私自身もいろいろと試行錯誤してきました。(^ ^; まぁ、あまり参考にならないかもしれませんが、我が家の場合を書いてみます。
将棋に限らず何事もそうなのですが、子が何かに躓いたとき、ぶつかったとき、親として心がけているのは、まず「そうかそうか」と話を聞き、受け入れることだと思っています。子供の心に寄り添うことが基本ですね。理想は理想として、できてない部分も多々ありますが。(爆)
・・・で、あとはひたすら待つ!ことです。(^ ^;
何を待つか?というと、自分自身の力で立ち上がるのをじっと待つということです。ここで大事なことは手出しをしないこと、そしてけっして焦らないことですね。でもこれがなかなか難しい。(笑)
親としては、気合いの一発も入れたくなる場合があります。たとえば、大会前でも努力せずにダラけている状態ですと、「もっと頑張れ!」などと言いたくなるものですよねぇ、親心としては。でもぐっと堪えて我慢する。(苦笑) 「言うは易く行うは難し」・・・です。(^^;
将棋は勝つと楽しく負ければ悔しいものです。とくに負け続けたりすると本当にイライラします。私なんかもそうなります。(^ ^;
こういうときに、周りからハッパを掛けられたり、叱られたりすると、「そんなこと言われなくてもわかっている」と、逆効果の場合があると思うのです。
ある意味、「勉強しろ」と言われたら、途端に勉強する気がなくなる、というのと同じですね。(^ ^)/
将棋を指しているのはあくまで本人なので、周りがいくら肩に力を入れてもダメだと、いい意味で諦めることでしょうか。(^ ^; 育児は育自という面もあると思いますので、忍耐力も必要だと感じています。
ほぉっておけば、自分自身の力できっと壁を打ち破っていくに違いない。そのことを信じて鷹揚に構えていく。自分の子ですから、親が信じなくてどうする?と言うわけです。
待つというの「無関心でいる」ということではなく、「じっと信じて見守る」ということです。
その上で、何かの行き詰まりを打開するヒントはないか?手助けとなるような場所や刺激はないか、ということをいろいろ模索することになります。
その意味で、情報収集ツールとしてのインターネットの世界はたいへんに貴重ですし、とくに生の声が聞けるブログという存在は、素晴らしいリソースの一つだと思っています。
「伸びるきっかけ」というのは様々ですが、場合によっては「大会」だったり、「本」であったり、「道場」であったり、「仲間」であったり、「指導対局」であったり、「講演会」であったり、いろいろですねぇ。
とにかく出会いの場・触発の場をできるだけ増やすことが肝要だと思っています。
・・で、そうするとですねぇ。不思議なことに、子供にとって、幸運な出会いとか素晴らしい環境とかが、向こうの方からめぐって来てくれたりするものなのですよぉ。(^ ^)/・・・皆様に感謝!m(_ _)m
このブログを通しても、さまざまな素晴らしい出会いの場ができました。(^ ^)
そんなこんなをいろいろ調べたり、探したりするということも、親としての楽しみの一つです。親として我が子に関わりがいのある期間というのは、もうそれほど長くないと思っていますので、貴重な時間なのです。思春期を過ぎると早晩、子は親からは自立するものですしねぇ。
・・・ですから、残り僅かな貴重な期間を出来る限り楽しみたいと思っています。