
備忘のために、息子の将棋の特徴について書いてみます。
振飛車を指すと「あれっ、居飛車党じぁなかったっけ?」と言われることがあり、逆に居飛車を指すと、「あれっ、振飛車党じぁなかったっけ」などと言われることがあるようです。
・・・要するにどちらも指すタイプなのですが、そのときの指したい気分によっても変わるようです。
たとえば、自分が指したことがない戦法を人が指しているのを見て、自分も急に指してみたくなり、練習などでもまだ一度も指していない戦法を、いきなり将棋大会や研修会などで指すことがよくあります。
ぶっつけ本番で新しい手をどんどん試してみたいタイプのようです。
しかも、そういうときに限って、なぜか勝率が高いらしい?です。
・・・最近は、よく振飛車を指しているようですが、いつまで続くか楽しみです。(^ ^)
定跡は暗記するタイプではなく、自分で作りたいタイプのようですね。
自分で考えた出した新手を、実戦で試した後、感想戦でこの手はどうですか?と聞くのですが、結局のところ、新手ではなかったということがわかり、ガッカリして帰ってきます。
(^ ^;
この繰り返しはかなり遠回りのように思えますが、実戦のなかで自身のインフラ基盤を整備しているような感じがします。とくに負けた将棋は良い学習材料になりますね。(^ ^)
最初のころは「攻めが強い」とよくほめられましたが、いまは、「受けが強い」とほめられることも多くなりました。とくに「悪くなった将棋の粘り方」がうまいらしいです。
必敗形の将棋でも、粘りに粘って勝負形にもっていこうとします。長手数の寄せも得意なので、この2つが噛み合うと、「えっ?この将棋をどうやったら逆転できるの?」と皆から驚かれるような大逆転勝ちがよくあります。(^ ^;
まぁ、うっかりの一手で逆転されることもよくあるようですけどね・・・。(^ ^;