

先のブログでは、将棋に負けたときに自分の弱さに向き合えるかどうかが大事で、自分の弱さと向き合える子は将棋が強くなるに違いない、との内容だと理解しました。
そもそも、将棋は勝ちか負けしかないわけで、ある意味、非常に厳しい世界です。途中まで圧倒的に勝っていたとしても、たった一手のミスで大逆転なんてこともよくあります。
だからこそ、私も、先のブログと同様、負けたときに自分の弱さとどう向き合うかが、将棋の芸や技を磨く上で大事な土台になるのだと思っています。
谷川九段の言葉の中で、「将棋の一番、素晴らしいところは、『負けました!』と自らの負けを認め、宣言するところ」との話をうかがった事があります。
すなわち、自分では最善手を指したつもりでも、何かが足りなかったからこそ負けになったわけで、その自分の弱さを『負けました!』と素直に認めることで、自分には一体何が足りなかったのだろうと、負けず嫌いの気持ちから、向上心や好奇心がわいてくるのだそうです。
将棋を通して、自分の弱さと真摯に向き合うことを学ぶのは、きっと、それ以外の分野でも必ずや活かされていくことでしょう。(^ ^)
将棋の終局を宣言する言葉が、『勝ちました!』ではなく、『負けました!』というところが、単なる勝負事ではなく伝統文化としての将棋の素晴らしさなのだと思います。
【関連する記事】
実はあの話しには後日談があるので、またおいおい書きますね。プログつながりって不思議ですね。いつかきっとお会いできるような気がします。
書き込みありがとうございます。
そうですね。プログつながりは、場所や空間を選ばすに人と人との結びつきを可能としてくれますからねぇ。ありがたいですし、うれしく思っています。
いつかお会いできる日を楽しみにしております。(^ ^)