
(1)趣味として付き合う
(2)奨励会を志望しプロを目指す
(3)アマ強豪を目指す
の3通りがあるうち、本当に、奨励会の世界を目指すのですか?と念を押されました。
厳しい世界ですよと。確かにその通りだと思います。
それでも、自分の好きなことをして、それで生活していける可能性が数%でもあるのならば、さまざまなリスクがあったとしても挑戦する価値は十分あると思っています。
奨励会は目的地ではなくスタート地点で、しかも目指すところの道程の過酷さはとうてい理解さえ及びませんが、まだものになるかどうかも分からないこの段階で、「挑むということを避けて得られるモノ」よりも、「挑むことで得られるモノ」の方が価値が大きいと判断しています。
もちろん親である以上、自分の子の可能性は誰よりも信じたいと決意していますが・・・。
「私は、人生の岐路にたった時、いつも困難なほうの道を選んできた。それが私の人生観だ。」とは岡本太郎氏の有名な言葉です。
困難な道のほうを目指す・・・そういう生き方を親としては応援したいと思っています。