
親がせっかく本を購入しても、息子がその本を読まなければ全く意味がないのですが、多少本人にはそぐわない本であったとしても、息子自身の旺盛な読書欲に助けられた感じもあります。
高学年になり、最近では自分の好みで本を選ぶようになりましたが、今でも、良き本との出会いは大きな喜びであり、息子と私の共通の楽しみの一つとなっています。
読む本は、将棋の技術本だけでなく、むしろ、将棋に関する人物の評伝や小説なども含まれていて、じつは息子はその手の本が大好きです。一度読み始めると夜中まで、読み終わるまでけっして寝ない・・・といったこともしばしばですねぇ。(^^)
さすがに三段、四段のレベルになってくると、本を読んで得る情報よりも、自分より強い方と対局して頂き、その感想戦で教えてもらう情報の方がより大事だと思っていますので、昔ほど、新しい本を購入することに力を入れているわけではありません。
それでも、我が家の将棋関係の本はこの3年間で、雑誌を除いた数で、百数十冊以上にもなってしまいました。(^^;
さて、最近読んだ大脳生理学の本によると、言葉や文字はコニュニケーションのための道具というよりもむしろ、抽象的な思考能力を伸ばす道具であるとの文章がありました。
ですから本を読むということは、単に情報や知識を吸収するというだけでなく、思考能力を伸ばしていく上でどこかプラスの部分があるように思います。
まぁこの辺はまったくの素人考えなのですが・・・。
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