2007年06月07日

読書

fu.gif「天才たちの共通項」という本を読みました。
タイトルはいかにも!という感じですが、内容は子育ての本です。
エジソンやチャップリン、野口英雄や手塚治虫など、古今東西の歴史に残る人物の、その才能をはぐくんだ環境としての共通点は、「あなたはあなたでいい」とありのままの自分を無条件で受け入れてくれる母親の存在だった・・・という内容です。
子どもはもともと皆天才であり、その天才の芽を摘み取られてしまわない環境作りが必要、との考え方は、昔からある普遍的な考え方なのかもしれません。
私の大好きな作家であるサンテグジュペリも、「人間の大地」(文庫版では「人間の土地」)という本の中で、「虐殺されたモーツアルト」という短い言葉で、警鐘を鳴らしています。

しかし、その才能を伸ばしていくのはやはり本人の努力次第なのでしょうねぇ。
「天才とは同じことを飽きずにずっと続けられる、そうした才能を持っている人」という言葉もあり、なるほど!と納得することができます。
イチロー選手の例で言えば、かつて先輩であった山田久志氏が、「イチローは天才ではありません。 私はあんなにバットを振っている人間をみたことがないです」と語っていたと言われています。
「あれほど一つのことに打ち込んでいる人間を見たことがない」と言われるほどの努力があってこそ、一流の技は磨かれていくものでしょう。
子を持つ親として自分はどうかと考えると、これは相当、頭の痛いところですね。(^ ^;
posted by ひろパパ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供を持つ親のための話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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