2005年01月30日

天才、羽生の42手

fu.gif「天才、羽生の42手―あなたの天分を試す次の一手」を読みました。
これは読んでいて飽きない本です。構想力や着想力を考えるといった点で、非常に面白い本です。
あの有名な、羽生(当時5段)の1989年NHK杯での5二銀ぐらいは、私でも知っていますが、その妙手に負けるとも劣らない、さまざまな手が解説されています。

さて、「伝説の鬼手」と呼ばれた「5二銀」ですが、少し興味があったので、この局面での最善手を将棋ソフトに考えさせてみました。すると、激指4が打ったのは「3八銀」。やはり「5二銀」は打てませんでしたね。でも、その三手後(自陣を守った後)に、5二銀と打ってきたのです。なかなかやりますね。
posted by ひろパパ at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。