

その中で書いてあった「上手な転び方」という話。
スキーの練習をしてもなかなか上達せず自信を失いそうになったとき、あるコーチがこう言って励ましてくれたそうです。
「大丈夫だ。君は転び方がうまい。きっと上達するよ。」と。
その後、この言葉に励まされ、上達することができたそうです。
このことを振り返り、次のように文を結んでいます。
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自分が励まされたのは、「転び方がうまい」と褒められたからではない。
褒めるところの無い状態において、「転び方」を褒めてまで、上達を信じてくれる人がいた。そのことに励まされたのです。
その人の可能性を信じること。それは、我々が人に対して捧げ得る「最高の贈り物」なのかもしれません。
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素晴らしい内容だと思います。
最大の励ましはその人の可能性を信じるということですね。