
・子供にネット将棋をさせるのは感心しない。
・右脳の発達や勝負感覚、緊張感を養うのは人間とさすのが一番。
・相手がいないときは、符号をきっちり教えて、週に四回は棋譜を並べで十分。
という主旨のお話しをかつてされたことがありました。
しかしながら、
糸谷四段は、ネット将棋でプロになった初めての棋士といわれていますし、将来が嘱望されている菅井三段も、
・小学生のときに4000局を上回るネット将棋で強くなった。
・小6奨励会入会前は24で六段。
・奨励会入会後、一年半であっという間に初段になった。
とのことですので、ネット将棋の有用性も一概に否定できません。
一般論でいくと、
・プロの先生は将棋が荒れる、粗くなるという理由で、ネット将棋を指さない場合が多いと聞きます。
・ただ、そもそも持ち時間の長い将棋と短い将棋は将棋の質が全く違うものです。
・数多くのアマ強豪がネットで腕を磨いているのも事実。
・ネットで腕を磨いているアマ強豪も、実戦の大事さや棋譜並べ等の大切さは十分に認識しています。
・とくに24ですが、プロ棋士の匿名参入が許されていることで、高レベルの魅力的な道場になっています。
ということで、文章がまとまりませんが、どう上手に利用するのかを考えることが大事かな?と考えます。
まぁ、序中盤でじっくりと駒を組み合い、微妙な優劣を意識して指す将棋は、ネット向きではないでしょう。ネットの将棋はネットの将棋、と適度な距離感を持って付き合うのが良いのかなと思っています。
ちなみに息子を例にあげると、24のRと研修会のクラスの推移は、こんな感じでした。
研修会Dクラス・・・1800−2100
研修会Cクラス・・・2000−2300
研修会Bクラス・・・2200−2500
今はまた、ネット将棋は休止状態に戻りつつあります。(^ ^;
私はネット将棋は回転すしのようなものだと思っています。すしが好きだから毎日食べたいのだが、経済的なことや気軽さから、職人さんのすしではなく回転すしを食べるようなもので、決していけないことではないと思っています。ただ“すし”であっても“すし”でないところがあるので、それに慣れることのないように定期的に本物にも触れなければならないと思っています。
これ以上書くと長文になりますので・・、なんとなく分かってもらえたと思いますが・・。
今までありがとうございました。ひろクンのご活躍を遠くから応援しています。
ガンバレひろクン!
書き込み頂きありがとうございます。
また深きご理解に、感謝です。
回転すしの譬えはなるほど分かり易いですねぇ。良く分かりますよ。(^ ^)
健太くんの更なるご活躍を心より期待しています。何かありましたらメールフォームからでも大丈夫ですので、いつでもご連絡下さいませ。
それではまた。(^ ^)/