2007年08月24日

試験

fu.gif

1日目1勝2敗
2日目2勝1敗
合計3勝3敗で1次敗退でした。(T T)

予想どおり1次試験が鬼門でした。
2次まで行けば何とかなると思っていたので残念です。
最後の6局目は勝った方が1次突破で、負けた方が1次敗退の勝負でしたが、一番仲良くしていた子との対局になってしまい、「やりにくかった!」とは本人の談。
それでも全力で戦った上での負けですので仕方がありません。是非、息子の分まで2次突破を祈っております。(^ ^)

振り返ると、やはり初日、香落戦となった2局をともに落としたのが敗因でした。
4局目だけが会心譜(中盤から残り30手程、詰みまで読み切って勝ち)だったとのことで、一つ一つが良い勉強となりました。
こうした真剣勝負の中でしか味わえない貴重な経験を、次に活かしていければいいなぁと思っています。まだ5年生ですし、気持ちを切り替えて頑張ります。

会場にてご挨拶頂きました皆様、ありがとうございました。
それではまた。
posted by ひろパパ at 13:33| Comment(14) | TrackBack(0) | 奨励会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

志望

fu.gif本人の奨励会志望の意志を固める際に、これから将棋と付き合う方法として、
 (1)趣味として付き合う
 (2)奨励会を志望しプロを目指す
 (3)アマ強豪を目指す
の3通りがあるうち、本当に、奨励会の世界を目指すのですか?と念を押されました。
厳しい世界ですよと。確かにその通りだと思います。
それでも、自分の好きなことをして、それで生活していける可能性が数%でもあるのならば、さまざまなリスクがあったとしても挑戦する価値は十分あると思っています。

奨励会は目的地ではなくスタート地点で、しかも目指すところの道程の過酷さはとうてい理解さえ及びませんが、まだものになるかどうかも分からないこの段階で、「挑むということを避けて得られるモノ」よりも、「挑むことで得られるモノ」の方が価値が大きいと判断しています。
もちろん親である以上、自分の子の可能性は誰よりも信じたいと決意していますが・・・。

「私は、人生の岐路にたった時、いつも困難なほうの道を選んできた。それが私の人生観だ。」とは岡本太郎氏の有名な言葉です。
困難な道のほうを目指す・・・そういう生き方を親としては応援したいと思っています。
posted by ひろパパ at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 奨励会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

挑戦

fu.gif今泉アマ二冠(竜王・王将)が、プロ再挑戦!との記事が、報道されているようです。
これは「過去1年間のアマ主要6棋戦の優勝者は奨励会三段リーグへの編入試験を受けられる」との制度で、今泉アマは、来年2〜3月に、奨励会二段と8局指して6勝すれば合格!
三段リーグに最長4回参加できるとのことです。

ハードルは高そうですが、是非とも、このチャンスを活かしてプロ棋士になってもらいたいものです。
特例のプロ棋士が瀬川四段だけでなく、このような制度化によって陸続と実現するようになれば、奨励会を退会された方の再挑戦者がどんどんと増えるかもしれません。(^ ^)/


追記
今泉健司さんに続き、秋山太郎さんも受験の申込みをされたようです。
申込締切は12月31日必着とのことで、まだ増えるかもしれませんねぇ。
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2006年08月21日

明日

fu.gifいよいよ明日から奨励会の試験が始まります。受験される皆様のご武運をお祈り申し上げます。
厳しい勝負になるとは思いますが、是非とも悔いのない戦いを!(^ ^)v
当HPをご覧の皆様の朗報をお待ちしております。(^ ^)/

・・・で、息子はというと、そろそろ夏休みの宿題の仕上げに入らなければならない状況です。(^ ^; 将棋三昧だったつけが回っているので、これはこれで、厳しい戦い?となっています。(爆)
posted by ひろパパ at 18:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 奨励会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月11日

編入制度

fu.gif週刊将棋に小学生名人戦で見事、優勝したI君の記事が大きく掲載されていました。
その記事の中で、I君の父親の気持ちとして、「(息子がプロ棋士を目指すことについては、その困難さを思えば)手放しでは喜べない」との主旨の話が書かれていました。
おそらく、奨励会を勝ち抜けていく厳しさを想定しての話だと思いますが、その気持ち、本当に良くわかります。(^ ^)

ちょっと単純な計算をしてみました。
3段リーグが開設された昭和62年以降の奨励会入会者数を、年間4人の新四段の数で単純に割ると19%台の数字になります。なので、単純な確率としては、5人に1人しかプロになれないことになります。
ここ10年間の奨励会入会時の平均年齢がだいたい13歳前後でした。
最近の新四段の平均年齢が21、2歳になっているようですので、見事5人に1人の狭き門を突破したとしても、そのためには平均で8年以上かかってしまうことになります。

アバウトな計算ですので、あまりあてになりませんが、それにしても厳しい数字ですよね。
ですから、親として、手放しで喜べないというその不安さがわかるような気がするのです。

この5月の棋士総会で、奨励会に入会せずプロ棋士になるための編入制度が制定される見通しです。
そうなると、「あえて奨励会には入会せずにアマとして腕を磨き、プロ棋士を目指す」なんていうユニークな人も出てくるかもしれません。
posted by ひろパパ at 19:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 奨励会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

棋士

fu.gif「棋士になってよかったことはいろいろあるが、心ゆくまで考えられることもその一つである。僕は序盤の何でもない局面で考えるのが好きだ。いままではできなかったその幸せを、棋士になってからの一年半でだいぶ満喫した。きっとこれからも続けていくだろう。(略)
出来る限り見たことのある局面へと誘導して戦い、そのためだけに研究を積み重ねた。そうして私は、四段になった。いまはもうそんな必要はなくなった。時間はたっぷりある。好きなときに好きなだけ考えればいい。
知識は勝つための知識ではなく、考えるための知識になった。研究は勝つための研究ではなく、将棋をより楽しむための研究に変わった。自由に考えられることがこれほど面白いことだとは知らなかった。本当に、棋士になれてよかったと思う。」

以上、あるプロ棋士四段の言葉だそうです。
奨励会が限られた時間の中で勝つための将棋を優先するという、あたり前の現実と、その勝負の過酷さをよく表しています。
自由に考える喜びを味わうことが許されない、そのような緊張感の中での将棋とは、どのような戦いだったのでしょうか。
posted by ひろパパ at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 奨励会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月05日

高野悟志氏の手記

fu.gif将棋世界12月号の「奨励会退会の記」を読みました。
思いのこもった文章に心打たれました。

感想を述べる上で、付け加えるべき適当な言葉も見つかりません。
是非、多くに人に読んでもらいたい手記ですね。
posted by ひろパパ at 00:02| Comment(1) | TrackBack(0) | 奨励会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

奨励会試験

fu.gif連日、奨励会の試験が実施されているようです。息子の知り合いも多数、受験しており、一人でも多くの方に合格してもらいたいものです。

大平先生のブログによると、今年は受験者数が多く、レベルもかなり高くなると予想されるとか・・・。WEB上のいろんな方の書き込みを拾ってみても、アマ四段ではすんなり合格するのは難しいとの記述も多々ありました。段位と棋力の関係があいまいな部分があるので、ハッキリとは言えないと思いますが、五段レベルというのが一つの合格への目安ではないかと勝手に考えています。
近将Rだと少なくとも2000はないと難しそう。・・・これも勝手な予想ですが。

さて、息子に話を振ってみると、「来年受けたい!」などと、気楽な事を言っておりました。
万が一にも合格したとしても、それからが大変なのは皆さんもご承知の通りです。大崎善生著の「将棋の子」などを読んでみても、プロへの道はそんな簡単ではないというのが現実ですよね。
posted by ひろパパ at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 奨励会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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