2008年03月01日

今後

fu.gifさて、息子が奨励会に編入することになるわけですが、まだまだスタート地点ですし、数字上で考えると、夢破れてしまう可能性の方がはるかに大きいので、これからが大変だと思っています。
確率論でいうと、晴れて四段になれるのは1割か2割程度となるはずです。
同学年(小学5年生)では、先に合格した2人に続き、3人目となると思います。東海研修会で昇級したS君も同学年なので、合計4人ということになるかもしれません。
ともに切磋琢磨して頑張ってもらいたいものです。(^ ^)
このあとも同学年メンバーは陸続と続いてくれるものと思っています。

私は息子の将棋熱をきっかけに将棋を再開し、ある程度までは、将棋を指せるようになりましたので、プロへの道程の「現実的な厳しさ」が先に思い浮かんでしまい、逆に憂鬱になってしまうのですが、妻の方はというと、直感的に?考えているようで、「この子はプロ棋士になるに違いない!」と終始一貫して確信しているようです。

ある意味、このような楽観的な考え方のほうが、家族にとっても子供にとっても大事なことなのかもしれません。
いずれにしても、既に歩き出した道ですから、最後まで悔いなく取り組んでもらいたいと願っています。
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ネット将棋の有用性

fu.gif米長会長によると、
・子供にネット将棋をさせるのは感心しない。
・右脳の発達や勝負感覚、緊張感を養うのは人間とさすのが一番。
・相手がいないときは、符号をきっちり教えて、週に四回は棋譜を並べで十分。
という主旨のお話しをかつてされたことがありました。

しかしながら、
糸谷四段は、ネット将棋でプロになった初めての棋士といわれていますし、将来が嘱望されている菅井三段も、
・小学生のときに4000局を上回るネット将棋で強くなった。
・小6奨励会入会前は24で六段。
・奨励会入会後、一年半であっという間に初段になった。
とのことですので、ネット将棋の有用性も一概に否定できません。

一般論でいくと、
・プロの先生は将棋が荒れる、粗くなるという理由で、ネット将棋を指さない場合が多いと聞きます。
・ただ、そもそも持ち時間の長い将棋と短い将棋は将棋の質が全く違うものです。
・数多くのアマ強豪がネットで腕を磨いているのも事実。
・ネットで腕を磨いているアマ強豪も、実戦の大事さや棋譜並べ等の大切さは十分に認識しています。
・とくに24ですが、プロ棋士の匿名参入が許されていることで、高レベルの魅力的な道場になっています。

ということで、文章がまとまりませんが、どう上手に利用するのかを考えることが大事かな?と考えます。
まぁ、序中盤でじっくりと駒を組み合い、微妙な優劣を意識して指す将棋は、ネット向きではないでしょう。ネットの将棋はネットの将棋、と適度な距離感を持って付き合うのが良いのかなと思っています。

ちなみに息子を例にあげると、24のRと研修会のクラスの推移は、こんな感じでした。
研修会Dクラス・・・1800−2100
研修会Cクラス・・・2000−2300
研修会Bクラス・・・2200−2500

今はまた、ネット将棋は休止状態に戻りつつあります。(^ ^;
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柔軟さ

fu.gif奨励会試験に不合格になった後、以前よりも、将棋への取り組みが真剣になったように思います。
研究会などでの対局を通し、自分なりの定跡手順もさまざま工夫して考えるようになりました。自称「○○システム」とか、いろいろと考えて楽しんでいますね。(^ ^)

私から見て感じる息子の将棋の強みというのは、終盤に粘りがあることと、発想が柔軟なことだと思っています。
終盤の逆転は「得意分野」と本人は言っています。
発想の柔軟さでいえば、息子の棋力が、まだ二・三段だった頃。
あるマイナー戦法の手順ついて、自分なりの考えを説明したときに、その場にいたアマ強豪の方(タイトルホルダーの方)が息子のことを大絶賛してくれたことがありました。
「筋が悪い」などと否定されるのではなく、思いっきり褒めてもらったので、ますます自分流で物事を考える傾向が身についたのだと思います。

弱みを消すというよりも、強みを伸ばすことの方が楽しいですし、長続きもすると、私自身も考えていましたので、息子の将棋への取り組みは、まさに本人のやりたいようにやってきました。
悪く言えば我流ですが、良く言えば自由です。(^ ^)
まぁ所詮、アマチュアの世界だから通用していたのかもしれません。
これからは、おそらく壁にぶつかりながら、また自分自身で状況を判断して、試行錯誤の末に進んでいく以外ないのだろうなぁと思っています。
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2008年02月29日

通過点

fu.gif「奨励会入会はあくまで通過点」ということを認識できるようになったきっかけは、あるプロ棋士の方がブログの中で、「中1ですでに奨励会二段となっているS君に追いついてみせる!ぐらいの気迫がないと、プロになることは到底、不可能だと思う。」との主旨の記事を読んだことです。

奨励会入会はゴールではなくあくまで通過点。
・・・考えてみれば、ごく当たり前のことを、改めて気付くようになりました。
奨励会受験に落ちたときの棋力を奨励会7級程度と想定して、今回の研修会A2による編入もあくまで通過点に過ぎないこと。
そして、小学生を卒業するまでに、奨励会での棋力のレベルをここまでつけよう。中学1年生までには、奨励会での棋力のレベルをここまで伸ばそうと、具体的な目標をイメージするようになりました。

息子が、小学生の大会よりも、アマ強豪と対局できる一般の大会や研究会に参加することを優先して考えるようになったのも、この理由からでした。

今回の編入についてのお祝いメールの中にも、「奨励会に入るだけではけっして目出度いことではありません。四段になることが本当に目出度いことなので、是非それまで頑張って下さい。」との内容の応援メッセージが複数ありました。
まったくもってその通りだと、心より実感しています。(^ ^)/
実のところ、まだまだ目出度いことではないのです。
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油断

fu.gif研修会でCクラスになった息子が研究会などで奨励会員(3級〜6級)を相手に5連勝していたのには少し驚きました。
そして、この調子だと、奨励会試験にも合格するだろうと、楽観していました。
奨励会を受験する直前にC1まで上がってきたことも、油断した要因の一つだったと思います。
研修会B〜C1クラス=奨励会6級レベルと考えていましたので、もし受かった後も、ある程度は何とかできるだろうと考えていたからです。

以前、退会した元奨励会員の手記を読んだとき、総合的に棋力がない状態で、試験当日の調子が良くて受かってしまうとその後が大変になる。多くの場合は勝てない状況が続き退会してしまう、との主旨の内容が書かれていました。
まわりの人が受験を反対する理由の一つは、万が一、受かってしまうことを心配するのだそうです。
将棋大会やネット将棋などでの持時間の短い将棋ではなく、長い持時間での将棋で、ある程度、戦うことができるかどうか?それを知る上で、研修会のクラスというのは、一つの指標になると思います。

・・・ということで、ここまでくれば普通は合格するだろう、との甘さがあったのは事実でした。
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2008年02月28日

試験準備2

fu.gif7月になり、奨励会試験の要項や願書は、師匠から頂きました。
奨励会試験の願書の提出にあたっては、「健康診断書」と「最終学業成績証明書」が必要になります。
この事務書類の発行を小学校にお願いしたのですが、「最終学業成績証明書」というものが学校には存在しません」と言われ、ハタと困ってしまいました。
そこで、「通知表の写しでもよいので、最終学業成績証明書の代替書類として、学校が正式に発行したものである旨の証明がほしい」と、校長先生に書面にてお願いしました。
学校側も始めてのことだったようで、若干、手間取りましたが大丈夫でした。
このやりとりもあって、校長先生には息子のことを良く知って頂けるようになりました。
今回の編入のことも、大変に喜んで頂き、わざわざお祝いのFAXを自宅まで送って下さり、本当に感謝しています。

さて、試験での対局時間は、持時間60分で切れたら1分でした。
これは奨励会級位者の例会での対局と同じ持時間という意味だと思います。
「時間の使い方をどうするかが大事だよ」と試験前に、あるプロ棋士の方からアドバイスを受けていたのですが、その意味がおぼろげながら理解できるようになったのは、つい最近になってからのようで、試験前の段階では、なかなか理解できなかったようです。

1次試験の4勝通過3敗失格でいくと、単純計算で受験者の約3分の1の子が1次試験を通過することになります。5級受験者と6級受験者が対局する場合は平手ではなく香落手合いもあるということは、実際に経験してみて、初めて知りました。
1次試験を突破し、2次試験になると3局中1勝すれば合格ラインで、毎年約7割程度の子が奨励会員に勝ち、晴れて2次合格となるようです。

結果として、息子の場合は、1次試験を3勝3敗の結果となり、不合格でした。
受ける前までは、不合格という結果は想定していませんでしたので、ショックもありましたが、今振り返ってみると、かえって良い経験を積ませて頂けたのだと、感謝の気持ちになっています。
posted by ひろパパ at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

試験準備1

fu.gif今後、奨励会試験を受ける方もいらっしゃると思いますので、ここで、奨励会試験について経験したこと、感じたことを少し、書きたいと思います。

昨年の奨励会試験の受験を家族会議で決めたのは、その半年前のことでした。
奨励会を受験するときには、師匠への弟子入りということがあります。
親としては何も分からない世界でしたので、師匠の選択というのは本当に難しい選択だと思いました。
昔と違って、今では単なる身元引受人の意味合いしかありませんよ、という話も聞いたことがありましたが、いろいろと考えました。
結果、息子の師匠になって頂いた小倉先生は、自宅近くの同じ町内に住んでいて、月2回の地元の将棋教室でずっと指して頂いていたので、一番自然な選択肢でした。
地域密着型で普及に取り組まれている小倉先生は本当に素晴らしい人柄の先生で、息子には勿体ないと思っています。

「プロを目指すなら早めに奨励会に入った方がいいですよ。半年間あれば何とかなるでしょう。」との言葉を頂きました。あとから振り返ってみると、この弟子入りが一つの転機となりました。
それから、研修会で13連勝してD2→D1→C2と連続昇級したり、小学生名人戦や倉敷王将戦での東京予選で連続優勝するなど、一段と飛躍した感じになりました。
意識の持ち方が変わるとこんなに変わるものか?と驚いたことを覚えています。

弟子入りをお願いしたあと、私が息子に言い聞かせたのは、
「まだお前は子供だから分からないかもしれないが、人様の子供の師匠になって頂けるというのは、本当にありがたいことなのだ。だから師匠に何かしてもらおうなどと甘えた考えではなく(今でも十分お世話になっていますので)、弟子である自分が立派になって、師匠に恩返しをしていけるように頑張りなさい。」ということでした。

子というのは親以外の人様に預けて始めて、人間になる(一人前になる)と私は考えています。
今後とも、小倉先生を始め、大勢のまわりの皆様のお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
posted by ひろパパ at 07:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月27日

棋譜並べ

fu.gif棋譜並べについて言えば息子はお世辞にもたくさん並べている方ではないと思います。(^ ^;
棋譜並べをやり始めると、途中で、自分の研究が無性にやりたくなって、ついそちらの方に走ってしまうらしいです。
・・・でも、さすがにもっと棋譜並べをやらなくては!と思っているようです。(^ ^;

プロ棋士の棋譜はネット上でもたくさん見つけることができますが、ただランダムに並べるのではなく、棋士別にその人が勝った棋譜を続けて並べていくと、その特徴的な棋風や大局観など、自分なりの「気付き」や「発見」があるようです。
あくまで素人考えですが、この「気付き」や「発見」というものが、大事な財産になるのかなぁ、とも思っています。

定跡については、まだまだ勉強不足です。他の研修会生の方がよっぽど勉強していて、感想戦などを通して息子の方が教えてもらっていますね。
まぁでも逆の見方をすると「伸びしろがある」ということで、楽観的に考えています。
これからは、プロ棋士の棋譜は全部覚えるぐらいの勢いで、研鑽していってもらいたいものです。
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2008年02月26日

研修会3

fu.gif息子のことをなるべく客観的に判断するため、いろいろとデータ収集をするのが趣味になっていましたが、このページもたいへんに役に立ちました。→雷

奨励会試験に合格した最年少の学年は、おそらく豊島四段の小3。
奨励会に研修会から編入した最年少の学年は、おそらく小5だと思います。
息子の場合、小5といってもあと1ヶ月で小6のぎりぎりの小5ですが・・・。
研修会編入制度が発足したS59年以降から既に奨励会に在籍者がいない平成5年までの10年間のデータで比較すると、試験組と編入組の四段到達率は、編入組の方がはるかに高くなっています。
あくまで単なるデータにしか過ぎませんが、「試験で入るより研修会から上がった方が良いみたいですよ。」との話を聞く、その根拠の一つになるデータだと思います。
まぁ、試験で入っても研修会から上がっても、強い子は強いので、あまり関係ないのかもしれません。
また、学年でいうと、既に小5で奨励会1級や2級だった方は、過去に複数名いらっしゃいますので、上には上がいるということですね。

試験不合格組&研修会編入組の一人として、これから、しっかりと精進してもらいたいものです。
posted by ひろパパ at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

研修会2

fu.gif1年前の2月11日の例会まではD2クラスでしたので、この1年間で、D→Aに昇級できたことになりますが、そのきっかけの一つは、師匠になって頂いた小倉先生に「研修会の棋譜は全部覚えて帰るように!」と言われたことだろうと、考えています。
「しっかりと考えて指せば全部覚えることができるよ」と励まされ、最初は苦労したようですが、だんだんと慣れてきて、やがて4局とも完全に記憶して帰ってくるようになりました。

研修会も、最初の頃は早見え早指しで、時間が余って仕方がなかったのですが、だんだんと上のクラスに行くにつれて、時間をフルに使えるようになり、今では時間が足りないなぁと感じるようになってきたらしいです。
ですので、「しっかりと考えること」ができるようになってきたのだと思います。

師匠がいて下さり、自分の将棋を見てもらえるというのは、息子にとってこれ以上の喜びはないと思います。
いつの間にか振飛車党になっていましたしねぇ。(^ ^)

また、約2年半前。研修会入会の際に、ドン!と、背中を押して頂いたゆうパパ様には本当に感謝しております。研修会の皆様との友情は、息子にとって一生の宝物になるものと信じています。
今後とも末永くよろしくお願い致します。m(_ _)m
posted by ひろパパ at 21:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

研修会1

fu.gif小3の9月に、研修会の入会テストをさせて頂き、小5の2月での卒業となりましたので、2年6ヶ月間、お世話になりました。

以下、関東研修会での昇級履歴と各クラスでの勝敗数です。
2005.10.09 F2入会(09勝08敗)
2005.11.27 F1昇級(13勝07敗)
2006.01.22 E2昇級(09勝03敗)
2006.03.12 E1昇級(32勝33敗)
2006.11.05 D2昇級(19勝12敗)
2007.02.25 D1昇級(06勝00敗)
2007.03.11 C2昇級(14勝14敗)
2007.07.22 C1昇級(14勝05敗)
2007.10.14 B2昇級(10勝04敗)
2007.12.09 B1昇級(14勝08敗)
2008.02.24 A2昇級(奨励会6級編入)

通算140勝94敗(勝率0.598)

例会は1日4局が基本で、5局目は希望制となっています。
振り返って考えると効率的に昇級するのには、やはり連勝が必要で、1日の例会での全勝(4連勝または5連勝)があれば、比較的順調に昇級できる仕組みとなっています。
そういう意味で考えると、4局目までに4連勝した後の5局目は5勝1敗(勝率0.83)ですので、固めて勝つことができる勝負強さもあったように思います。

通算勝率がそれほど高くないのは、E1時代に足踏み状態の時期があったからです。
それでも6割程度勝つというのは、なかなか大変なことだと思います。
考えてみるとプロの世界での通算勝率が7割を大きく超えている羽生二冠の凄さを改めて実感しています。
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2008年02月25日

推移

fu.gif

息子の将棋道場での棋力と研修会でのクラスの推移です。

<小2時代>
2004.04.11  10級認定(道場に初訪問しました)
2004.12.11  初段認定
<小3時代>
2005.05.22  二段認定
2005.10.09   研修会Fクラス(研修会に入会しました)
2005.10.16  三段認定
2006.01.22   研修会Eクラス
<小4時代>
2006.10.21  四段認定
2006.11.05   研修会Dクラス
2007.03.11   研修会Cクラス
<小5時代>
2007.09.30  五段認定
2007.10.14   研修会Bクラス
2008.02.24   研修会Aクラス(奨励会6級編入資格を獲得)

道場初訪問から既に3年と10ヶ月が経ちました。
今振り返れば、あっという間の出来事でした。(^ ^)
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2008年02月10日

六段!

fu.gif先日のことですが、24でのレーティングが六段(R2450〜)に到達したようです。
もともとネット将棋は苦手な方でしたが、早指しの将棋にも徐々に慣れてきたのでしょう。
今までも将棋の主戦場は、研究会や研修会など、あくまで生の実戦なのですが、たまーに、自宅にてネット将棋を指す期間というものがあります。
ネット将棋を指す期間というのは、数日間でやめてしまう場合もあれば、長いときは2ヶ月間ほど続く場合もあり、それぞれなのですが、しばらく指してみてパッタリとやめる。そしてまた、数ヶ月後か半年後ぐらいに、気が向いたときに指し始める。・・・こんな感じでネット将棋と付き合ってきました。
ですので、いつも継続して指しているというわけではありません。

研究会や研修会でもクラスやレーティングなどがあり、自分の棋力を推し量ることができるのですが、ネット将棋のレーティングも、そうした指標の一つとして利用している感じです。
六段となると、一本調子でレーティングが上がるということは難しい感じのようです。横で見ていても、何だが景色が違う感じもします。(^ ^;

過去に遡って履歴を確認してみると、
2年生の終わり頃R1200程度。
3年生の終わり頃R1500程度。
4年生の終わり頃R1900程度。
5年生の終わり頃R2400程度。
こんな感じでしょうか。
でも、順調な棋力の伸びというのは、必ずどこかで頭打ちになるはずですので、そのとき、どう自分自身と向き合っていくのか?それが一番大事なことなのだと思っています。
まずはあと1年後の6年生の終わり頃まで進んだときに、どうなっているか。不安でもあり、楽しみでもあります。
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2007年10月30日

研修会について

fu.gifこれからお子さんが、研修会に入りたいなぁと思われている方もいらっしゃるかもしれませんので、参考程度に書かせて頂きます。

まず棋力の目安ですが、正確ではないかもしれませんが、アマ四段だとDからEクラス、三段だとEクラス、二段だとFクラス、初段だとなかなか勝てないので大変のようです。
当時Dクラスの女性の研修会生で女流棋士に勝って話題となった現奨励会員がいましたが、「彼女なら女流棋士に勝っても不思議ではないよね。」というのが、当時の研修会生の反応だったようです。研修会の指導対局でも女流棋士2級の方なら奨励会6級の方と同等手合いになるようです。
C1クラスになると奨励会員の下位の級位者の方とは、勝ったり負けたりのレベルとの認識で、ほぼ間違いないと思います。

そもそも研修会の成り立ちは、奨励会試験に不合格だった者を救済するために作ったのが、そのスタートになっています。
※この記事にも→雷
『将棋連盟が試験に落ちた者を救うために設けた「研修会」』と記載されていますしね。

一発勝負の試験では運・不運があるし、その救済制度として発足した研修会の中から、過去に、名人や竜王も誕生してきたのは、制度として成功してきたと言えるではないでしょうか。

研修会発足の経緯が分かる文章としては、こんな記事もあり、面白いですよ。
雷 雷

・・・ということで、Aクラスまで昇級することはイコール奨励会入会となります。この点が研修会制度の一番大きなメリットだと思います。
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2007年10月08日

将棋の特徴

fu.gif備忘のために、息子の将棋の特徴について書いてみます。

振飛車を指すと「あれっ、居飛車党じぁなかったっけ?」と言われることがあり、逆に居飛車を指すと、「あれっ、振飛車党じぁなかったっけ」などと言われることがあるようです。
・・・要するにどちらも指すタイプなのですが、そのときの指したい気分によっても変わるようです。
たとえば、自分が指したことがない戦法を人が指しているのを見て、自分も急に指してみたくなり、練習などでもまだ一度も指していない戦法を、いきなり将棋大会や研修会などで指すことがよくあります。
ぶっつけ本番で新しい手をどんどん試してみたいタイプのようです。
しかも、そういうときに限って、なぜか勝率が高いらしい?です。
・・・最近は、よく振飛車を指しているようですが、いつまで続くか楽しみです。(^ ^)

定跡は暗記するタイプではなく、自分で作りたいタイプのようですね。
自分で考えた出した新手を、実戦で試した後、感想戦でこの手はどうですか?と聞くのですが、結局のところ、新手ではなかったということがわかり、ガッカリして帰ってきます。
(^ ^;
この繰り返しはかなり遠回りのように思えますが、実戦のなかで自身のインフラ基盤を整備しているような感じがします。とくに負けた将棋は良い学習材料になりますね。(^ ^)

最初のころは「攻めが強い」とよくほめられましたが、いまは、「受けが強い」とほめられることも多くなりました。とくに「悪くなった将棋の粘り方」がうまいらしいです。
必敗形の将棋でも、粘りに粘って勝負形にもっていこうとします。長手数の寄せも得意なので、この2つが噛み合うと、「えっ?この将棋をどうやったら逆転できるの?」と皆から驚かれるような大逆転勝ちがよくあります。(^ ^;
まぁ、うっかりの一手で逆転されることもよくあるようですけどね・・・。(^ ^;
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2007年09月13日

振り返って(続)

fu.gif前の記事の続きです。

有段者になったときの次の大きな目標が、四段まで行けるかどうか?というのがあると思います。
よく聞く話が、まず初段に壁があり、次に三段の壁がある。その次に四段の壁があるが、これがなかなか大きくてたいへん・・・ということでした。四段から五段にもさらに大きな壁があるようですが・・・。

こうした意味で三段前後で研修会に入り、たくさんの刺激を受けることができたことは本当に良かったと思っています。息子の場合は二段でF2からの入会でしたので、「自分は特別に強いわけでない」ということが、客観的に理解できたからです。

有段者から高段者へのプロセスというは難しいテーマで、読みの深さや大局観に、大きな違いとして表れるようですが、あまり良く分かりません。このプロセスをうまく表現できればよいのですが、初段レベルの私にはちょっとムリかもしれません。(^ ^;
どなたか別の方の素晴らしい解説があれば嬉しいのですが・・・。

また強くなっていく上で、プロ棋士の方のアドバイスはやはり的確で重要だと思いますので、指導対局を定期的に受けさせて頂くことは相当に大事なことだと考えています。
まぁその意味でも東京は大きく恵まれているのだと思います。
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2007年09月12日

振り返って

fu.gifちょっと書くことがないので・・・、(^ ^;
息子の将棋の今までの足跡を少し振り返って書いてみます。

初心者から初段までのときは、とにかく、たくさんの将棋の本を読み、たくさんの対局数をこなす・・・この繰り返しで棋力が伸びて来たように思います。
将棋の本はだいたい年60冊程度。このころは、土日2日間は必ず道場に通っていたので月150局程度は指していたと思います。
級位者の頃は、昼飯を食べるのも忘れて将棋を指し、家に帰ってきてから食べていないことに気が付く、などということがよくありましたし、家では、早く寝なさい!という親の言葉に抵抗して、夜遅くまで本を読んでいました。(^ ^;
振り返ってみると、将棋に打ち込む以前に、「本を読んで物事を調べる」という習慣が身についていたのは、好都合だったと思います。

将棋に熱中し始めたときから、地元・深川棋遊会支部や、地元・東大島子供将棋教室、また埼玉の小島教室など、息子にとってのホームグラウンドがたくさんあって、大勢の皆様に本当に親切に面倒をみて頂いてきたのは、相当に恵まれた環境だったと思います。
また、同学年の強い子たちが身近にたくさんいるというのも、恵まれていましたね。

こうした環境のおかげもあり、10級から三段までが1年半(2年生春から3年生秋の間)でしたので、順調な棋力の伸びだったと思います。
posted by ひろパパ at 23:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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